講演会・セミナー
メタバースがどのように使われているか
メタバースによる講演会・セミナーは、これまでの開催内容をメタバースを活用してオンライン上で行うものです。講演会・セミナーの参加者は会場に出向く必要がなく、自宅のパソコンやスマホ、タブレットなどによりインターネット上の催しに参加することが可能。
開催者もメタバースツールにより、簡単に講演会・セミナーを開くことができます。オンライン上で講演会・セミナーを開くことで、これまでにはないビジネスチャンスが生まれると予想されています。
メタバースで講演会・セミナーを行うことのメリット
感染予防
講演会・セミナーは、企業が新規顧客を獲得するために欠かせないものですが、緊急事態宣言などで人が集まるのが難しくなったため、会社によってはセミナーを中止することも多くなりました。
このため、売上が激減してしまうケースもあり問題となっているようです。そこで、注目されるようになったのが、メタバースによるオンライン上のイベントです。オンラインセミナーであれば、会場に人が集まることなく自宅からでも会議やイベントに参加できるため、感染予防に適する会合になります。
コスト削減と幅広い集客
配布物などの印刷費や移動に伴うコストを削減できるのもメタバースのメリットです。オンラインイベントで使用するメタバースシステムには、資料などのデータをアップロードしたり共有したりする機能がついているため、資料を印刷する手間もコストもかかりません。
また遠方の講師の方には、ZOOMなどのWEB会議ツールで参加いただくことにより、負担が減ると同時に講演会・セミナーの効果を拡大できます。
メタバースで講演会・セミナーを行うときに注意すべき点
香りや食感は伝えられない
感染予防やコスト削減につながるメタバースですが、香りや食感を扱うイベントは不得意です。料理や食材、香水などのセミナーでは商品の良さが伝えづらいため、リアルのイベントに比べて効果が半減してしまうこともあるでしょう。
この問題を解決するために、事前にサンプル品を視聴者へ発送し、セミナー開催時にサンプル品を使っての解説やセミナーを行うという方法をとる企業もあります。
参加者の集中力が持続しにくい
オンラインセミナーは、参加者の集中力が持続しにくいというデメリットがあります。リアルの会場とは違い、自宅はリラックスできる空間のため、集中力が途切れやすくつまらなければ退出することも可能です。
参加者の集中力を持続させるためには、ストレスを与えないことがポイント。音質や画質はもちろん、オンラインで受講しても退屈しない内容であるかを考慮する必要があるでしょう。
講演会・セミナーをメタバース上で開催する方法
メタバースで開催されるセミナーは、Webセミナーやウェビナーとは少し異なります。一つの仮想空間に各参加者が集う必要があるため、講演会会場となる仮想空間の開発を依頼することになります
参加人数(同時接続数)や、アカウントの数、利用期間によって料金が違うので、予め、単発での利用なのか長期的な利用なのかを検討することがポイント。中には年間契約を前提にするものもあるので、月額費用は安く見えても年間では大きな費用になるケースがあることをチェックしましょう。
メタバースで講演会・セミナーを開催した事例紹介
メタバースプラットフォーム「Virbela」

(https://www.gaia-link.net/)
不可能だった距離を超える
作成したアバターで仮想空間を移動し、音声会話をしながら、交流を図れるサービス。メタバースによるセミナーは距離や時間を超えるだけでなく、感染予防やコスト削減を図ることができます。
アバターについては服装や髪形などを自由に設定できます。設定したアバターを十字キーやトラックパッドで動かしながら、聞きたい講演会会場に向かうことができるほか、ワンクリックで指定した場所に移動可能。参加するユーザー側にとってもうれしい機能が搭載されています。
チャット・音声会話機能はもちろん、挙手機能や拍手機能なども用意されている為、登壇者とのコミュニケーションも可能。PDFのアップロードやWeb上の画面のシェアもできるため、通常の講演会と同様にストレスなくコミュニケーションが取れるでしょう。
メタカン(メタバースカンファレンス)

オンラインでものづくりについて紹介
メタバースでものづくりのカンファレンスを行った事例。プラットフォームを使っており、空間全体はオリジナルで作成したものです。
メタバース上でのセミナーと、一般的なウェビナーとの違いは空間の中で実施できるという点。
オンライン会議ツールを使用したもの場合は、参加者の反応も見えづらく、対面でのコミュニケーションという感覚を参加者にも登壇者側にも与えてしまいがちです。
その点、メタバースの場合は、参加者側が自由にアバターを動かしながら、時には一対多数、時には複数グループごとに分かれてのセッションなど、幅広い形式でのセミナーを実施できます。
加えて、講師側が会場内を移動しながら話すことで、ツアーのような形式をとることも可能。講師側と参加者側が一体感を持つ仕組みがある点は、メタバース上ならではといえるでしょう。
編集チームまとめ
コスト削減と幅広い集客を実現できるオンライン上での講演会・セミナー。感染予防になるだけでなく、遠方の講師の方にも講演してもらえるなど、多くのメリットが生まれます。長期でのイベントを開催する際は、参加人数(同時接続数)や、アカウントの数、利用期間などの継続費用についてあらかじめ確認しておくことが大切です。